仕事がしんどくて副業を考えた、そのきっかけの意味

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仕事がしんどいと感じたとき、副業を考え始める人は多い。収入を増やすためというよりも、「ここ以外に居場所をつくりたい」という気持ちが先に来ることが多い。

副業を考えたきっかけは、今の仕事の「どこが限界か」を教えてくれるサインだ。

「仕事がしんどい」の中身は、一つじゃない

仕事がしんどいと感じる原因は、大きく分けて3つのパターンがある。

厚生労働省の調査では、仕事のストレス原因として最も多いのが「仕事の量」(43.2%)、次いで「仕事の失敗・責任の発生」(36.2%)、「仕事の質」(26.4%)となっている。割合が高い順に並べると、量・責任・質という順番だ。

この3つは、しんどさの原因が違うため、対処法も変わってくる

量が問題なら、仕事の絶対量を減らすか、処理の効率を上げるしかない。責任やプレッシャーが原因なら、量ではなく「負わされているもの」が重すぎる状態だ。質の問題——つまり「自分に向いていない仕事をさせられている」感覚——は、量を減らしても解決しない。

副業を考えたとき、自分がどのパターンで限界を感じているかで、副業の使い方がまったく変わる。

副業が「効く」ケースと「効かない」ケース

副業を始めることで気持ちが楽になる人と、かえって消耗する人がいる。

副業に意味があるのは、今の仕事の「外」に問題があるときだ。たとえば収入が足りないストレス、職場という狭い世界しか見えていない閉塞感、自分のスキルや興味を使えていない不満——これらは、副業という別の場所を持つことで軽くなる可能性がある。

一方、仕事量が多すぎて体力的に限界のとき、職場の人間関係で消耗しているとき、仕事そのものへの拒否反応が出ているとき。こういう状態で副業を追加すると、使える時間とエネルギーがさらに削られる。逃げ場のつもりが、負荷を増やすだけになる。

副業研究でも「タスクスイッチング(別の仕事に切り替える作業)それ自体にコストがかかる」という知見が示されている。本業で消耗しきっている状態では、副業に切り替えるための頭の切り替えだけでエネルギーを使い果たすことがある。

副業を考えた「きっかけ」を、もう少し細かく見る

副業を思いついた瞬間に、どんな出来事があったかを思い返してほしい。

「残業が続いてクタクタなとき」に思いついたなら、問題は時間・体力だ。副業を増やす方向ではなく、今の仕事の量を調整することが先になる。

「同僚と比べて収入が低いと気づいたとき」なら、問題は報酬への納得感だ。副業で収入を足すか、転職で報酬を上げるか、どちらの選択肢も有効になる。

「今の仕事が自分に合っていないと感じたとき」なら、副業は「別の仕事をやってみるテスト」として使える。この使い方は、気持ちの面でも効果が出やすい。

「副業をやるかどうか」の前に、きっかけの中身を一度確認する。それだけで、次の判断が変わってくる。

まず確認したい2つの判断基準

  • 今の仕事量・体力で、週に数時間を副業に使う余裕があるか
  • 副業を考えたきっかけは、今の仕事の「外」にある不満か、「中」にある消耗か

余裕がなく、原因が「中」にある場合——副業はいったん保留にして、今の仕事の負荷をどう下げるかを先に考えるほうが合理的だ。

余裕があり、原因が「外」にある場合——副業を動き出す理由として使うことに、意味がある。

どちらでもない、判断がつかないという場合は、まず「副業を考えたきっかけ」を書き出す。思い返すだけでなく、言葉にすることで、自分が何に限界を感じているかが見えやすくなる。

「しんどい」の中身を特定すると、次の選択肢が変わる

副業はあくまで手段の一つで、しんどさそのものを消してくれるものではない。

しんどさの原因が量・責任・質のどれかによって、有効な手が変わる。副業が合うケース、転職が合うケース、今の仕事の範囲を変えることが先のケース——この3つを切り分けるために、きっかけを振り返ることが出発点になる。

まとめ:副業を考えたきっかけを「量・責任・質・報酬・閉塞感」のどれに近いか、明日一度だけ書き出してみる。

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ほぼクリック作業だけで月5万円が安定してきた話を正直に書きます

副業でも在庫ありでもない方法で、コツコツ積み上げてきた話です。

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